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2006年 12月 01日
今日から12月。
シンガポールの多くの会社は1月スタート、つまり今月は2006年の締めの月、 ということで何かと慌しい。 しかーし、School Holidayでお父さん、お母さんは休むし、 雨季に入って涼しくなって体調を崩す人は多いし、 残った有給を消化する人はいるし、 クリスマス&年末年始でホリデームードだし、 ってことでオフィス内は人は少ないけど、やること山盛りじゃないの? って感じで何が何だかわからない状況(笑)。 では、では、今日は会社の休暇のシステムについてご説明。 これは会社によって規定が違うと思うけれど、ウチの会社の場合をご紹介。 ANNUAL LEAVE 通称、LEAVEもしくはAL。 日本の有給休暇と同じものだ。 勤続年数によって14日~21日が付与される。 残った日数は1年は持ち越せる。 SICK LEAVE 通称、MC。(Medical Certificate の略かなぁ?) シンガポールでは病気の際に取得する休暇が通常の有給とは別にあるのだ。 これを使うには病院の診断書が必要。 ”診断書”なんていうとたいそうな響きがあるけど、実物はこんな感じ↓。 日本の病院の診断書とは違って、発行してもらうのにお金が掛かったりはしない。 夕方に病院に行くと「明日のMC必要?」なんて医者の方から聞いてくれたりする。 なぜこれが手元にあるかと言うと、夕方、体調が悪くて病院に行った時に 念の為にもらったけど、翌日は体調が回復した為に使わなかったから。 本当に病気がヒドイと病院に行くのも大変なんだけど。。。 私は持病があって、たまにひどい眩暈に襲われる。 そうなると起き上がれないので、当然病院にも行けない⇒診断書が手に入らない。 そんな時は有給を使うことになる(涙)。 MCは翌年に持ち越すことはできない。 ちなみに入院などの場合は60日まで延長できるようになっている。 これ以外に結婚休暇や忌引休暇や産休など日本でもお馴染みの休暇もある。 以下はウチの会社だけでなく一般的な状況を。 休暇の取得状況は、かなりよいと思う。 ALもMCも! だって祭日少ないしね(笑)。 ALを捨てる人はあまりいないと思う。 みんなALの完全消化は義務だと思っているフシあり(笑)。 シンガポールでは大抵の会社が1月スタートとなる。 だからこの時期は残ったALを使いきろうという人が増えるので、 休暇取得者が増える。 MCも結構、みんな使ってると思う。 例えば、夕方に「明日とあさってMC取るね。」と言って帰って行くスタッフもいる(笑)。 私が日本で働いていた時の感覚だと「朝、体調が悪かったらその日は休む。」 って感じなのだけど。。。 でも、忙しい時にはあまりMCを取らない気がする(私の周辺観測による)。 みんな一応、仕事のことは考えていると思われる(笑)。 私が日本で働いていた会社は、その当時は 「月曜日と金曜日は病気になっても這ってでも会社に来い!」 みたいなムードがあったし、有給なんてほとんど取ったことはなかった。 だからシンガポールの会社で働き始めた当初はこのスタイルに驚いた。 でも、今は「郷に入れば郷に従え」を守って、私もしっかりALは取得してる。 と言ってもね、初めは遠慮していたのだ。 でも、心優しい日本人上司が 「みんな思いっきり取ってるんだから遠慮せず取っていいんだよ。」 って言ってくださったしね。 さすがにMCは本当に体調の悪い時しか使ってないけど(笑)。 まぁ、みんなが機嫌よく仕事ができるれば仕事の効率も上がるし、 それが会社にとっても結局はよいことだよね! by micky
by mickys2005
| 2006-12-01 22:13
| シンガポールの風景
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